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生活習慣病

高血圧、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症、肥満などの生活習慣病について、生活や食事の見直しを行い、必要な場合はお薬による治療を行います。健康診断などで生活習慣病を指摘された場合、お気軽にご相談ください。

生活習慣病と動脈硬化について

「動脈硬化」とは、加齢などに伴い、血管の壁が固くなり、内腔が狭くなることをいいます。
「動脈硬化」がひどくなると、血管が詰まってしまったり、脆くなって破れたりします。
このような状況が心臓の血管に起こると「心臓病」(狭心症や心筋梗塞)、脳の血管に起こると「脳卒中」(脳梗塞や脳出血など)を引き起こします。
日本人の死亡原因の1位はがんですが、2位が「心臓病」、3位が「脳卒中」です。
「動脈硬化」によって引き起こされる疾患が、寿命に直結するといっても過言ではありません。
「動脈硬化」は一般に加齢により進行しますが、生活習慣病は、すべて、この「動脈硬化」を悪化させる方向に働きます。生活習慣病を放置することにより、血管年齢は実年齢より老化し、若年~中年にもかかわらず「心臓病」や「脳卒中」を起こすリスクが高くなります。
生活習慣病の予防や治療は、すべて、このリスクを減らすことに他なりません。

代表的な病気・病態

高血圧

高血圧

一般的に、血圧測定で140/90以上の場合を高血圧といいます。
我が国において、高血圧の方は4300万人いると推定され、そのうち3100万人が管理不良です。また、自らの高血圧を認識していない方は1400万人いるといわれています。
高血圧の多くは自覚症状がありませんが、徐々に動脈硬化が進展し、「心臓病」や「脳卒中」など、生命にかかわる病気と直結する大きな危険因子です。
健康診断などで、ご自分の血圧をチェックしましょう。また、できれば、ご家庭での血圧チェックもおすすめします。

糖尿病

糖尿病は、膵臓から分泌されるインスリンが、絶対的・相対的に不足し、結果的に血液のブドウ糖の濃度(血糖値)が高いままになる病態です。
我が国において、糖尿病の方は1000万人、予備軍の方も1000万人いるといわれています。
血糖がかなり高いと、喉が渇く・水をよく飲む・尿の回数が増える・体重が減る・疲れやすくなるなどの症状がでますが、多くは無症状で経過します。
血糖が高い状態が長期間持続すると、必ず、いろいろな合併症を引き起こします。代表的なものが、失明につながる「糖尿病性網膜症」、腎機能が悪化し透析が必要になる「糖尿病性腎臓病」、手足のしびれなどを起こす「糖尿病性神経障害」などです。この他にも、特に足の血管の障害で生じる「壊疽」を起こすこともあり、また、他の生活習慣病と同様に動脈硬化を進展させ、「心臓病」や「脳卒中」の原因にもなります。
健康診断の血液検査で、血糖やHbA1c(グリコヘモグロビン)の検査を受けて、自分の血糖の状態をチェックしましょう。

脂質異常症

脂質異常症は、血中の脂質の値が基準値からはずれることを指します。
このうち、LDL(悪玉)コレステロールの高値・HDL(善玉)コレステロールの低値・中性脂肪の高値などが単独または組み合わさることにより、全身の動脈硬化を進展させる大きなリスクになります。
血中の脂質が高くなる要因は、食生活・運動不足などが主体ですが、体質的(遺伝的)な要素も大きいといわれています。脂質異常症は、何の自覚症状もきたさないことが多いため、健康診断でのチェックが大切です。

高尿酸血症・痛風

高尿酸血症は、血中の尿酸値が高いことをいいます。
尿酸の高値は、痛風発作を引き起こすだけでなく、腎機能障害や尿路結石を起こす可能性が高くなります。また、高尿酸血症は、肥満や高血圧など他の生活習慣病と合併することが多く、動脈硬化の進展とも関連します。
痛風発作がなくても、健康診断でご自身の尿酸値をチェックすることが大切です。

肥満

肥満

肥満とは、一般にBMI=体重[kg]/(身長[m])2が25以上の状態をいいます。 20歳以上の日本人のうち、男性32%、女性22%が肥満といわれています。
肥満は、いわゆる「メタボリックシンドローム」の中核となる病態であり、他の生活習慣病の病態とも合併し、動脈硬化の進展と強く関連します。
食事制限や運動などが必要ですが、なかなか痩せられないのが現実です。
まず、現状を把握するために、毎日、体重をチェックすることをお勧めします。